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関節リウマチとは・・

関節リウマチは手や足の関節の複数箇所に痛みや腫れが出る病気です。関節の腫れや痛みは持続することで関節の変形を起こします。リウマチは早期に炎症をうまくコントロールできれば、変形もまず進行することはなく普通の生活を送ることができます。ただし、中等度以上のリウマチの場合、治療は長期にわたります。
まだ、原因ははっきりとはわかっていませんが、元々リウマチになりやすい体質(つまり遺伝子)が原因の40%ぐらいだと推定されています。これに加えて、ストレス、疲労、ウイルス感染などの因子がきっかけになり、自分の体の免疫システムが正常に働かなくなることで発症します。自分の免疫システムが自分の体の組織に過剰に反応して関節や骨などを壊してしまう、いわゆる自己免疫疾患のひとつで最近、腸内細菌叢との関係が注目されています。
                   

リウマチの発症や進行を予防する方法で大切なことは・・・

1.十分な睡眠をとる。
2.ストレスをなくす。
3.食事については(自然食、根菜類、食物繊維、SOD食品)を取るよう心掛ける。
4.口腔内を清潔にする。

最近、口腔内(歯周病菌)を含む腸内細菌がリウマチの発症原因になっている説が有力です。
歯周病のある方はその治療を行い、口腔内を清潔に保つよう心がけます。
これに関する情報も多数発表されています(ページ下を参照)。

            - 新潟大学医歯学総合研究科 山崎和久教授他 論文より -

当鍼灸治療室で行っていること!

1、病院検査での血液データを参考に顆粒球の値が高い場合、自律神経のバランスを整える鍼灸
  治療を行います<尿検査でpH値も参考にします>。
2、食事指導として、自然食、根菜類、野菜スープとキャベツの酢漬などのSOD食品を積極的に
  摂ります。
3、腸内環境を整える目的で、発酵食品・はち蜜(オリゴ糖)入りリンゴ酢を摂ります。
4、体内にできる多量の活性酸素を減らす目的で、4〜5種類の抗酸化サプリメントを
  飲用します(アンチオキシダント療法)
5、この治療を3〜4か月続け、顆粒球とリンパ球・尿pH検査の結果を見ながら調整します。

 ※病気は違いますが、同じ治療をパーキンソン病や認知症の患者さんにも行っています。
 以下に症例を掲載しました(表3・6は関節リウマチ患者、表5・7はパーキンソン病患者)。










☆腸内細菌と関節リウマチ、認知症に関係する情報

1)腸内微生物叢の全ゲノム解析により関節リウマチ患者の腸内細菌の特徴が明らかに
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2019/20191106_1

2)腸内細菌が産生する酪酸による関節リウマチ抑制メカニズムの解明
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K15734/

3)歯周病と関節リウマチ発症との相関を示す
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/150413_1.html

4)歯周病と関節リウマチに大きな関係性!
https://healthpress.jp/2017/02/post-2794.html

5)歯周病と関節リウマチの関連メカニズムを解明
https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/08/290801_re.pdf

6)関節リウマチ患者における腸内細菌叢の異常
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsci/39/1/39_59/_pdf/-char/ja

7)歯周病と全身疾患を結ぶ新たなメカニズム
https://jads.jp/2017/0131/3_yamazaki.pdf


8)歯周病もアルツハイマー病の原因に!
http://healthpress.jp/2017/06/post-3034.html

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